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SCRAMBLE
2020/05/06
こんにちは!みや離宮です♪

最近SNSではいろんな“リレー”形式の投稿が流行っていますね~芸人さんのギャグリレーとか、ミュージシャンの歌唱リレーとか・・・“つながり”をあんなふうにネット上で表現するのは、“ひとりじゃない”ということを伝える意味で素敵なことだなぁと思いながら、個人主義的な人にはつらいだろうなとも思いながら楽しませてもらっています。


個人的にやってみたいなと思ったのが「ブックカバーリレー」ですね~♪
気に入った本を紹介していくリレーです。
今回はそれを実際に投稿してみようと思います。


紹介したいのは写真にある本です。


『立体交差』


写真家の大山顕さんという方の写真集です。
高速道路のジャンクションをただひたすら写真に収めている本です。
表紙もすごくインパクトがあります。

この本の凄いところは、


高速道路を下から撮っているところです。


ふつうは道路って、車が走る面こそがメインですよね。この写真集では相当数ページがありますが、上から撮っている写真は1枚もありません。


この視点の置き方がすごいのです。

実は街の風景から見る高速道路ってかなりの可能性で下から見ているはずなんです。

高速道路の特徴って、街の生活からの分断にあるのがこの写真を見てわかります。

街の生活からは道路自体は見えない。でもいろいろ交差している。それがなんだか不気味・・・。


ふつうはこういう写真って映えないはずです。でも、その不気味さが実は生活には横たわっていて、私たちはそれと共存している。それに気づかせてくれてそしてそれが案外かっこいいというのを表現しているのがこの写真集です。


この、下から高速道路を見上げて、なんだか空も建造物もゆがんでいる感じが私は好きです。


実は、みや離宮の館内の写真もこの写真をモチーフに撮ってもらったものがあります。レストランの写真です。ぜひこちらの写真も楽しんでいただきたいと思います!

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