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心に花の咲く方へ
2020/06/11
こんにちは!みや離宮です。


昔、特攻として地元を旅立ってゆく少年兵に地域をあげてお祭り騒ぎをして、「万歳三唱」をして見送ったという話があります。この話をある本で読んだとき、様々な思いが去来したのですがその本にはこんなことが書いてありました。


「死へと赴く少年へふるさとが用意した“物語”である」


涙が出ました。


“別れ”には様々な想いを去来させるものがあります。


自分にも様々な“別れ”がありました。その都度、大切だった人間には何か“はなむけ”をと自然に行動していた気がします。


そんな中でも思い出深い“はなむけ”が寄せ書きです。


大切な人たちから一枚の色紙に想いをつづられる寄せ書き。


自分ももらったこともありますし、むしろ率先して寄せ書きを書いて、集めて別れゆく人へ渡していた思い出もたくさんあります。


寄せ書きを書く時って必ずと言っていいほど“手書き”なんですよね。


これが現代のパソコンなどのフォントとは違って体温が伝わってくるよな気がします。だから心が伝わる気がして、思いがけずプレゼントされたときに感動してしまいます。


出来るだけ“別れ”は来てほしくないので寄せ書きなんて書かない方がいいに決まっているのですが、なんだかんだで“別れ”ってやってくるのです。だからそのときは想いが伝わるのような表現をしたいなと思います。そんなときはきっと手書きの寄せ書きや手紙がいいのでしょう。



心に花の咲く方へ



昔、教え子たちに「書いてほしい」と頼まれて寄せ書きに書いた言葉です。
今もこの言葉は自分にとって大切な言葉となっています。


彼らの心に花は咲いたのか。
ふと気になりました。

【医療従事者さま限定】感謝の気持ちを込めて~宮島でお疲れを癒してください~